好奇と羨望の眼差し

思いつくままにだらだらと。音楽レビューとか色々好き放題に。

飲みニケーション強制は、残業代出して飲み会代は経費で落としてくれよマジで。

今日は完全に愚痴。

 

会社員やっていたら12月は本当に飲み会が多い。部署の飲み会、チームの飲み会、役職の飲み会、全部行きたくないんだけど断れない。変に空気を壊すのが怖い、いや後々面倒くさいって考えてしまう。なんで高い金払って豊富言わせたり、しょーもない上司の講釈にいちいち拍手しないといけないのかね・・。飲みで絆を深めるとか、そもそも勤務中にチームワーク高められないのなら、ドライに業務として飲みニケーションしろよと思う。残業として捉えられるなら、「居酒屋でのブレインストーミング」としてきちんと盛りあげるよマジで。

 

ゆとり世代じゃなくても普通にこれは思うんだけどね。

news.careerconnection.jp

 

せめて業務時間外の自腹のメシくらいは人を選ばせてもらえないかな・・。

 

↓これはマジで同意だわ・・。

next.rikunabi.com

 

 

人をわざと不愉快にさせてモノを売るCMは本当やめて欲しい。

僕の職業はというと某広告会社の社内デザイナー、雑誌の広告とかwebの広告とか、チラシの広告とか、デジタルサイネージとか作っています。そんな中、あるフード系の会社のバナーを制作する打ち合わせにて、web解析担当の方が言っていた言葉、

 

「バナーのボタンって変にギラギラさせて、悪目立ちだせて押させるやり方がありますよ」

 

とのこと。webマーケティング上のテクニックだろうが、作り手の立場としてはあんまりやりたくない手法なんですよね。せっかくの企業からの依頼発注なんだから、良い印象で消費者にアピールしたい。ではありますが、結果・数字を上げることが営業なんだから、とにかくコンバージョンを・・というのは仕方ない、背に腹は代えられない。

 

そこでハッとさせられたというか頭に浮かんだのは2つのCM。1つはラジオで10分に1回は流れる過払い金請求のCM、ネーチャンの暗い声で「24時間営業中」というやつだ。妙に明るい口調で「24時間営業中〜」って喋るバージョンもある。よく知らないが過払い金請求ビジネスで弁護士・司法書士が儲かるのは、今後厳しくなるとか、それでもやたらと連発してCM放送されている。ヘビロから多くの有名アーティストを輩出した大阪の某FM曲だ。昔から選曲とか好きで聴いてきたが、最近はこのCM連発で本当にうんざりしている。とにかく女性が連呼するフリーダイヤルの語呂連呼が胡散臭くて不気味なんですよね、あのCM。とにかく耳障り。

 

2つ目はCS放送でのCMで、お通じが良くなるとされるお茶のCM。爺さん婆さんがテレビ画面いっぱいに「スッキリドッサリ」とか「ドッサリ出るもんでびっくらこいた」とかコメントするやつだ。これも四六時中やるもんだから、飯時にも当然「出た、もうスッキリ、ドッサリ」とかテレビの中で遠慮無く抜かしてくるんですよね。とにかく汚くて不愉快・・。

 

結局自分もブログに書いたりしているから、戦略に乗ってしまっているんだが、これわざと人を不愉快にさせているんですよね。間違いない。良くても悪くても良いから、とにかく印象づける。誰かにこの不愉快さを説明するために「あの10 20 30ってやつうざいよね」とか「ドッサリとか汚いねん」とか覚えてしまっている時点で、もう自分はハメられている。まぁ汚いやり方だろうが印象付けられているのだから広告戦略として成功してるのだろうが、音楽でリラックスしようとか、思っているラジオなのに、本当公共電波で人を不愉快にするフレーズを垂れ流させるなと・・。とにかく好き好んで聴いたいたラジオ局ですが、最近はこの局は聴くの避けています。リスナーを減らすCMとかいかがなものか・・と思いますが、金払いだけでは無く、リスナー離れを防ぐためにもうちょっとラジオ局はCMの審査をもっと強化してほしいですな・・。

 

2つ目の方もCM内容を早く変えて欲しい。正直う○こ出たらカレンダーにチェックをいれる婆さんのコメントとか流すなよと・・・。どうせ流すならガンガンガン速くらい、おもろいアホCMが増えて欲しいと切に願います(笑)

最近求人難で閉店する飲食店が多いような気がする

東京本社の某広告会社で働く私、現在の勤務は大阪なのだが、勤務先の近くに全国的に有名な商店街がある。心斎橋筋商店街では無いです。(あそこは年々歩く人、日本人率が減っていますね、いまや半分くらいが外国人なんじゃないでしょうか)まぁ心斎橋よりもある意味有名かもしれない商店街、土日なんかはショッピングモールへの流入とか関係なさそうなくらい人があふれています。

 

その界隈で見た2件の看板、1件目は比較的新しめの中華料理店、○郎インスパイア的なラーメン屋から少し前に業態変更したっぽい、あまりお客さんが入っているようには見えない。

 

「人出不足で店たたむ寸前でしたが、全店長が思いとどまって続けることになりました」

 

2件目は老舗のお客さんでいつも賑わっている大衆中華料理店、店名出せば関西の人なら知っている人多いんじゃないかな。

 

「採用がままならなく、今年いっぱいで閉店することになりました」

 

前者は良かったね、がんばれよ!って感じなのだが、後者は非常に残念。どんな求人の出し方をしてたのかな・・と思う。まぁオッチャン、オバチャンがメインの訴求ターゲットだろうけど、ネット求人で学生バイト狙いでもしていたのかな。新聞折込や駅とかにあるフリーペーパーとかで出していたのだろうか・・でも最近紙媒体で求人探している人ってどれくらいいるんだろう・・。などなど色々思いが巡る。自分もよく通っていた店なので、人手不足で閉店とは何とも悲しい現実だ。

 

しかし人手不足で困っているという現実は、仕事を探す人にとって朗報とも言えるが、飲食店=ブラックのイメージが皆に刷り込まれすぎたせいでもあるんだろうな。今でこそ色んな業界からブラック企業とか出てきているけど、飲食業界は特にそのイメージが顕著かなって思う。ITブラックとか言うけどホワイトカラーだと言うことが何となくカモフラージュになってそうな感じ。

 

とにかく自分が言いたいのは、

美味いいきつけの店を味とサービス以外の理由で潰さないでくれ。

 

・・ということだけなんだけど、飲食店って手に職をつける仕事の典型だと思うし、当たればデカイ業界なんだと思うんだけど・・ってそこまでガチでも無く気軽にバイトできる環境も必要だろうな、ここは企業努力だし、働いてからではなく、働く前に知ってもらわないとね。

 

 

【深いヘヴィロックの世界】Rainbow:Boris with Michio Kurihara を聴きました。

 

アルバム名:Rainbow

アーティスト名:Boris with Michio Kurihara

発売日:2007年5月22日(Blue Chopsticks)

 

収録曲

01.ラフレシア

02.虹が始まるとき

03.シャーボ

04.私の雨

05.閃光へ

06.不透明度

07.散漫な彼女

08.スウィート No.1

09.にじむ残像

 

Borisとは

1992年活動開始、3人組のロックバンド。一つのジャンルに収まりきらない多彩な音楽性を持ち、アンダーグラウンドでの活動に身を置きながら、彼らのファンは日本だけでは無く世界にも広がる。日本が誇るワールドワイドなバンド。

 

この個性は唯一無二 

もう表記からしてどうすれば良いか迷うんですが、同じボリスでも実験的なアプローチを見せる時は「boris」、ヘヴィロックなスタンスの時は「BORIS」、今はその中間の「Boris」という表記もあるそうで、このアルバムでは「Boris」ですね。確かにboris名義のアルバムは難解なものが多く、BORIS名義のアルバムはギターがギャンギャン、ベースがブリブリ、ドラムがボコスカって感じの音です。悪口みたいに聞こえますが、自分は大好きです。どことなくインテリジェンスな雰囲気を出しつつ、かつ臨界点を突破した強烈なダイナミズムを発生させるバンドです。とにかくいちいちかっこいい。いまや映画「告白」のメインアーティストだったり、TVCMでタイアップ曲提供したり、海外ツアー行きまくったり、色々活動的ですね。

 

ところで、自分このバンドはライブで2度みています。1回目は大阪のベアーズというライブハウス、2回めはこれも大阪のファンダンゴだったかな。なんのイベントだったかは忘れてしまいましたが、ライブではとにかくギターのWataさんがめちゃくちゃ目立っています。スラっとした見た目の女性なんですが、その後ろにはOrangeのギターアンプ、これがまた強烈な音出すんですよね。特にベアーズはその界隈では有名なハコなんですけど狭い、そこにあの音ですからね。ハコ自体がものすごい音圧で壊れそうでした。(大阪、難波ベアーズは関西アンダーグラウンドの聖地的なライブハウスです。自分もハードコアのバンドでドラムを叩いていた頃は何度も出させていただきました)

 

さて、今回紹介する「Rainbow」ですが、70分1曲、轟音カタルシスな「Flood」、キャッチーでオシャレなギターロックな「New Album」、ドローンなヘヴィロック「PINK」などアルバムで様々な音楽の変化を出してくるボリスの中でも平均的にこのバンドを描いている音になっているんじゃないかなと思います。各楽器はヘヴィでありながら、どこか牧歌的な雰囲気も出ている。歌は物憂げな感じ。レッツパーリーな感じはこのアルバムではありませんね。tr2「虹がはじまるとき」とかは「告白」での劇中で使われていたかな。

 

レコメンド

tr1「ラフレシア

この曲めちゃくちゃ好きなんです。スローテンポで重くひきずるようなサウンドですが、メランコリックなメロディに乗って深い世界に引きこまれていく感じがします。この曲はとにかくヘッドフォン、大音量で聴いてもらいたい。

 

tr9「にじむ残像」

キラキラ美しいインストゥルメンタル曲。ボリスってヘヴィなロックチューンの間にこういうスピリチュアルな曲を挟んだりするところがインテリジェンスを感じるんですよね。

 

Rainbow

Rainbow

 

 

 


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とりあえず20記事書きました。

11月末から初めて20記事アップロードすることが出来ました。1日1記事を目標にだらだらと何となく書いてきましたが、慣れてくると結構楽しんで出来ますね。たった20記事程度で何がわかるわけではないけど、あーこうやったら人が見てくれるんだな、ってのがわかったような気がするようなしないような・・笑 でもまぁ続けていくうちにもっと見てもらいたいという欲は出てきます。とにかく今はブログを書くという習慣づくり。次は50記事を目標にして、達成できたらまた記念に独り言言おう。

 

人より色々音楽聴いてる自負はあるけど、いざそれを言葉にしようとすれば、これが結構難しい。会社の営業が日本語で言えば良いのに系の横文字を使って、中身の無い会話をなんとかバレないように努力する気持ちがわかってきた気がする。

 

継続は力なりを地で行けば、1年続けば400記事くらいはいけるか。そこまで来たらいっちょ前のブログになっていればいいな。

【演奏 超うまいポストロック】Phantasia:LITE を聴きました。

 

アルバム名:Phanrasia

アーティスト名:LITE

発売日:2008年5月21日(UK Project

 

収録曲

01.Ef

02.Contra

03.Infine Mirror

04.Shinkai

05.Black and White

06.Interlude

07.Ghost Dance

08.Solitude

09.Phantasia

10.Fade

11.Sequel To The Letter

 

LITEとは

ドラム、ベース、ギター2本の4人からなるインスト・ロックバンド。2003年5月結成。独自の世界観とずば抜けた演奏力で会場のオーディエンスだけでなくバンドマンからも評価が高い。

 

とにかく演奏、曲構成がずば抜けています。

自分にとってポストロックと呼ばれるバンドで外せないバンドがいます。もはや定番のtoe、以前レビューしたことのあるMONO、「残響系」のボスte'、そしてLITEです。(mouse on the keysも好きですが、こちらはninedays wonderというポストハードコアバンドのメンバーの前身バンドが自分にとってカリスマ的存在でして・・あまりポストロックとして聴けない自分ががいるんですよね)LITE、特にこの「Phantasia」はこの4バンドの中の音源でも非常に「ロック」なアルバムです。自分はドラムが叩けますので、リズム隊の演奏に特に耳を傾けがちなんですが、本当このアルバム、ドラムがめちゃくちゃかっこいいです。捨て曲が無いってアルバムレビューでよく語られるフレーズですが、このアルバムは「捨て音が無い」です。一音一音各パートの楽器から出る音が楽曲の中に溶け込んでいます。初めて視聴した時は「あ〜そう来るかぁ」と感嘆の嵐、もちろんバンドマンじゃなくても充分楽しめる素晴らしい出来なアルバムなんですが、これぞミュージシャンズ・ミュージシャンなアルバムなんじゃないですかね。高いレベルで参考書、教科書的な出来だともいます。発売から今まで自分のヘビーローテーションになっているマスターピース的なアルバムです。

 

toeやte'が好きなら是非(楽曲的にはこの2バンドの中間くらいの音触りです)、MONOとはちょっと違いますが、同じ麺でも讃岐うどんと醤油ラーメンを比較するような感じです。(讃岐うどんとカレーライスほどの差はありません 笑)

 

レコメンド

tr4「Shinkai」

徐々に音が重なっていき、最後は音の洪水で爆発する・・こう書いたらありがちな表現になってしまいますが、一音一音丁寧に洪水してくれています 笑

 

tr7「Ghost Dance」

この曲はベースとギターのかけあいがカッコいいです。

 

tr9「Phantasia」

初めて聴いた時は「ナニコレ・・スゲエ・・」って印象でした。ドラムのオカズひとつひとつが痺れる。突如変化するリズムがいちいちかっこいい。何か自分が期待している部分にポンと理想的なフレーズが入っています。この1曲で1つのアルバムだというくらい曲間のパートがはっきりしています。ポストロックの教科書的楽曲。 

 

 

 

Phantasia

Phantasia

 

 

 


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【叙景アンビエント・エレクトロニカ】I Hold a Wish for You:aspidistraflyを聴きました。

 

アルバム名:I Hold a Wish for You

アーティスト名:aspidistrafly

発売日:2009年12月15日(Ktchen.Label)

 

収録曲

01.Candlescape

02.Moonlight Shadow

03.Common Colors In the Air

04.Sampling Atmosphere

05.On the Summer Solstice

06.Porcelain Sky Wink

07.Sui

08.Endless Dreamless

09.Kanji

 

aspidstraflyとは

シンガポールを拠点に活動するApril LeeとRicks Angによる男女ユニット。フォーク、アンビエントエレクトロニカなど多彩な要素を要素を入れつつも優しく、浮遊感のあるサウンドを出す。

 

陽だまりの中、川を眺める・・水面に反射する無数の光・・それをただ眺める・・

レビューする以上、文字だけでそれがどんな音楽なのか伝えたい。「百見は一聞にしかず」はわかっているところだが、細分化されたジャンル名を並べても結局どんな音楽なんだ?と目をしかめるケースは多い。そこで便利なのが「サウンドスケープ」、音が描く風景、シチュエーションで伝えたい。ここは自分が音楽のレビューをする際に課題にしているところです。・・・まぁ御託ですね・・・要するに色々例えるのが好きなんです、スミマセン。

 

さて、今回のaspidstrafly、ほぼ初見でレビューしております。filmsやらmatryoshkaなどの幻想的な女性ボーカル・エレクトロニカを好き好んで聴いている自分としては2曲めがかかった瞬間鳥肌が立っちゃいましたよ。前述のサウンドスケープは前述の見出しの部分です、ハイ。アルバムに広がるサウンドはただただ優しく流れていく・・誰もいない所で無になりたい時ってありますよね。なんかどこかに連れて行かれそうな気分にさせてくれますよ。あと、まぁオシャレなんですけど、それだけで片付けていいのかなって思わせるアルバムです。

 

レコメンド

tr3「Common Colors In the Air

私たちは気づくでしょう。ふとした日常に広がるあの風景を・・・。アコースティックギターの旋律と優しく歌い上げるボーカルがただただ優しい・・。休日の昼間なんかにずっと聴いていたいサウンドです。コーヒーより紅茶、いやミネラルウォーターだな。

 

tr4「Sui」

これはエレクトロニカ的に良いですね。記憶の断片を音にしたような・・どの曲もキラキラしているんですが、体の中に入るミニマルな音の波を感じます。

 

 

 

 

i hold a wish for you

i hold a wish for you

 

 


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