【金属バットで完全犯罪】eureka:きのこ帝国 を聴きました。
アルバム名:eureka
アーティスト名:きのこ帝国
発売日:2013年2月6日(UK PROJECT)
収録曲
01. 夜鷹
02. 平行世界
03. 春と修羅
04. 国道スロープ
05. ユーリカ
06. 風化する教室
07. Another Word
08. ミュージシャン
09. 明日にはすべてが終わるとして
きのこ帝国とは
2007年結成の男女2人ずつの4ピースバンド。2012年インディーズデビュー、2015年メジャーデビュー。バンド名は当時ギター担当のあーちゃんの格好がきのこのようだったことと、ゆらゆら帝国から名付けられた。
1stフルアルバム
今日もきのこ帝国です。なんせ今年一番聴いたバンドですので。順番的に「渦になる」の次にリリースされた音源になるのかな。前作はあまりに濃厚な内容だったのでミニアルバムって感じはしなかったのですが、「eureka」が初めてのフルレングスアルバムとなります。
ドロドロ感は前作よりすこし抑え気味、ただしかし深いところに連れてかれる。
フルアルバムの体裁だけにアルバム内の曲のバリエーションは前作より豊富になっています。tr3「春と修羅」t4「国道スロープ」で見せたナンバーガール好きオーラが出ている曲もありますが、アルバム全体にかかる空間系エフェクトな感じは、きのこ帝国をシューゲイザーと言わんとしているものでしょう。「殺してやろう」「間違った」「終わる」などダイレクトな単語は出るものの。絶望していたあの頃を振り返って、もうちょっと何とかしてやるかみたいな希望感も少しうかがえる歌詞が多くなっています。
レコメンド
tr2「平行世界」
あーちゃんの単音ギターリフがリズムに乗っかって心地よい。スローテンポでトリップな感覚を覚えます。
tr5「ユーリカ」
2回目の「ユーリカ」の言い方が良いですね(笑)這うようなベースに刻むようなドラムパターンとリズム隊がかっこいい曲
tr9「ミュージシャン」
”あなたはいつか消えていくだろうけど、それでも自分は大丈夫さ”と歌い上げる後半のクライマックス曲。
~ユーリカ
初期の代表曲といえるでしょう。最後の高揚感半端ない