好奇と羨望の眼差し

思いつくままにだらだらと。音楽レビューとか色々好き放題に。

【古き良き80年代ロックの金字塔】BOØWY:BOØWY を聴きました。

 

アルバム名:BOØWY

アーティスト名:BOØWY

発売日:1985年6月21日(東芝EMI

 

収録曲

01.DREAMIN'

02.黒のラプソディー

03.BABY ACTION

04.唇にジェラシー

05.ホンキー・トンキー・クレイジー

06.BAD FEELING

07.CHU-RU-LU

08.DANCE CRAZE

09.ハイウェイに乗る前に

10.CLOUDY HEART

 

BOØWYとは

1981年結成、1988年解散。当時のロックバンドでは異例のミリオンセラーを記録した日本では所謂「モンスターバンド」8ビートを基調にした縦ノリのロックサウンドは、日本のロックに変革をもたらしたバンドとして今日に至ってまでも確固たる地位を築いている。まぁ・・このバンドを日本語で書いている限り多くの説明は不要でしょう。本当にこのバンド以前と以降で大きく日本のシーンは変わったのではないでしょうか。

 

まさに「セクシー」

ポストロックやエレクトロニカシューゲイザーとか最近の僕がよく聴いている音楽の文章を書こうと思っていたのですが、ここに来てBOØWYを語るとは自分でも驚きです(笑)まぁ車を運転してて偶然に耳にして懐かしさのあまりに聴き惚れていたのですが、聴いていくうちにあることに気がついたのです。まぁ分かる人には今更な話ですが。

 

最近はあまり耳にしなくなってきましたが(ゴールデンボンバーくらい?)、ヴィジュアル系と言われるバンドによくある歌い方、「た行」を「ちゃ、てぃ、ちゅ、ちぇ、ちょ」と歌うボーカルスタイルですね。これ僕異様にイライラするんですよ(笑)オカマっぽい見てくれで金切り声でこの発音をされると「ちゃんと日本語喋れ」とか思ってしまうんですね。一言で言うと・・。「キモいんですけど」(ヴィジュアル系ファンの方々ごめんなさい、僕もヴィジュアル系といわれて好きなバンドもいますので)

 

そもそもこのキモい「た行」唱法は誰がルーツなんだ?と思っていて今更ながらに「あ、氷室京介か」と気づいてしまったのです。あと何故「キモい」と感じていたのか・・・ボーカルがオカマっぽかったからですね(笑)

 

このアルバムで氷室さんは、これでもかと「た行」を「ちゃ、てぃ、ちゅ、ちぇ、ちょ」と歌い上げます。しかしこれがまたカッコいい、声質がセクシー、艶っぽいんです。近づくとオーデコロンの香りがするような脂の乗った男のセクシーさですね。このセクシーさが無いまま、オカマっぽい声でこの唱法をするもんだから、氷室さんの真似をしようとする後続のバンドのボーカルはキモいと感じられてしまうのでしょう。

 

音楽性は今更僕があれこれ言わなくても、多くを色々と語られているアルバムです。ここは改めて氷室さんの絶妙な「た行」を堪能しましょう。

 

レコメンド

tr1「DREAMIN'」

僕にとってBOØWYと言えばこの曲。曲調も「the 布袋」ですね。

 

tr6「BAD FEELING」

「イマジネーション通りに腰ふるのは、やーめーちぇーくれー」です。た行唱法の応酬です。モテる男のみに許された歌詞です。「抱いてみる」とかモテナイ僕なんかには到底できない行為です。「頼むから抱かせてください!!」ですから・・・笑

 

 

BOφWY+1

BOφWY+1

 

 


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